桜十字病院取材に同行
看護ジャーナル幾田編集長と、ホスピタリティーの質が高いとここ数年評判が高い「桜十字病院」取材に同行。
命を助けるための救急救命で助けられた患者さんは、気道確保で器具をとりつけて取り外せないまま寝たきりになってしまうのが普通らしく・・・確かのその後の家族負担が多くなることは想像するにたやすい。
それをわかる有識者は緊急時に救急車を呼ばないという弊害さえうんでいるという。
そんな状況を数年かけて改善するべく試行錯誤、いまは器具をはずして自宅へ帰れる医療を推進して学会発表もしたという笑顔がステキな安田先生は、24時間サポートするくらいの気持ちで毎日オープンスペースとなった医局につめているという。(どうやってそんな至高のモチベーションを維持されているのか聞いてみたかった)
また、それをサポートする看護士長さんもスタッフへのさまざまな講習勉強会などをOJT実施することで、モチベーションを維持しつつ、医療介護サポートの質も日々切磋琢磨・悪戦苦闘しながら向上させているという。。。
(いずこも悩みやしなくてはいけないことは同じだなぁ~と・・・)
20代の若い看護士さんが医療に介護に忙しく動いている。
みんな笑顔で気持ちがイイ病院。
「相手の立場に立って、こんな風に自分だったらできるだろうか?」
ひきこもごもわが身につまされるが、逆三角形が急角度の高齢化社会の日本。QOL高く生きていきたいという林住期の選択は、どんな病院にはいるかを事前リサーチしたり、選ぶために情報収集したり、見学したりするところから・・・もう、始まっているのかもしれない。
取材に同行させていただき、有象無象いつもは使わない脳の
パーツを使って感じた有意義な数時間だった。
●桜十字病院/熊本