80年建っている英国大使公邸/British Embassy Tokyo
生まれて3回目治外法権British Embassy Tokyo(英国大使館)への入国は、ものものしい厳しいものだった。
以前は、柵をのりこえられそうな感じだったが・・・
いまは、認識証明写真付のIDカード(パスポートや免許証)をもって許可をえないと入れないくらい厳しいセキュリティボックスが随所に置かれている。
そんな梅雨があがらぬ夏の日・・・大使公邸におじゃました。
公の邸だからしかたないが、いつも誰かがいるオフィシャルリビング社交界のない日本人としては、慣れていないので心情的には厳しいかもしれないなぁ~と思った。(メイドさんさえ使いこなせないシャイな日本人なので)
しかし、とってもキュートな英国大使だと思ったのは・・・
ロンドン郊外とみまごうくらいの大きな樹木に囲まれて、戦時中もアメリカが爆撃をしなかったという80年は建っている石造りの屈強な大使公邸のベランダの外、ビアホールのようななんともシャビィな提灯が点けられている。
「提灯でもないとアジア(ニッポン)にいることを忘れてしまうから」とは、なんとも日本人的には切ないが・・・
キュートで、ウィットに富んだ英国人のご発言だなぁ~と感じた。