おふたりに感謝を込めて!/スパ温泉極上ガイド Grazia7月号
“水平飲み”という言葉をご存知だろうか?
わが身で、この言葉を実感したのが、10数年前・・・
(いまから考えれば?バブルがはじけても余裕のある時代だったと懐かしく思う)
都内・某ホテルでシャンパンの王様「ドンペリニヨン」最新モノ~年代を越えた
ヴィンテージまで、かのソムリエ田崎真也が特別に6本セレクト!
シャンパンバスケットを並べて・・・お料理と共に楽しむ会が開かれた。
「いくら?ドンペリ・・・ピンクでも古くてもそんなに変わらないでしょ?」
・・・・・・・・・・ワタシの甘かったシャンパンの認識は、ガラガラと崩れさった。
「う~ん、これがまったく違う飲みモノ」なのである。
古ければ良いわけではないのだろうが、田崎セレクトで一番古いヴィンテージ(ピンクではなく)普通のシャンパンゴールドを数分だけ氷で冷やしたモノ。
これはまさしく・・・飲むだけで”しあわせ”になれる魔法の味だった。
シャンパンは飲めば飲むほど”しあわせになれる飲みモノ”だと、こころに決めたのはその時から・・・。
“百聞は一見にしかず”
やっぱり、わが身の実体験以上のインパクトは人生にはないんだなぁ~!と再認識させられて、”自分の人生にブレーキはかけまい””ほんとうの無駄とは自分のできることをしないこと”とかなり心にフックのかかった出来事であった。
それ以来、ますます人生にブレーキはかけず・・・(苦笑)
250軒余の国内ホテル&旅館でのわが身の(水平飲みではなく・・・)温泉スパ水平浸かりの実体験である。
友人と弾丸ツアーで行ったものもあれば・・・仕事で行ったもの・・・
会社のメンバーと一緒の社員旅行もあるし・・・
家族で行ったもの・・・その家族をまいて一人逃亡スパまで・・・
思いかえすといろいろな空気が蘇ってくる。
このたくさんのステキな無駄は、生きていくために必要なコトだった。
今回Grazia7月号”スパ温泉極上ガイド”拝見して・・・”たくさんの無駄”を積み重ねた人生ではあるけれど、それらを紡いだ時間や思いが、こうしてステキな形となって、何らかのお役に立てたことがすごくうれしい。
雑多な思いを聞いていただき、すてきな構成と文章の誌面にしてくださった感触フェチは共通の嗜好!
大好きな女性でもある美容ジャーナリストU女史と、真摯な仕事への向き合い方が心に残ったガンバリ屋さん編集部T女史、おふたりに感謝を込めて・・・ありがとうございました!!!