“壷屋焼”抱瓶(だちびん) / 沖縄
コレクター魂!焼物コレクション・・・ご紹介!
15年前、プライベートでよく沖縄に行っていた。
JALマラソンのお仕事をしている友人がいたので、みんなであたたかいところでゴルフをしよう!!!という企画に乗った元気な友人が、ワイワイいつも10人は集まっていた。
三々五々集まるので・・・沖縄についてひとりでホテルにチェックインすると、夜にみんなが集まって宴会を始めるまで、半日はひとりでボ~ッ!とできるなんとも優雅な時間があった。
その時間は、”飛遊人(ヒューマン)”というANAのCFのような気分で飛んで遊ぶ人・・・
角をまがると違う世界が見える!そんな気分だった。
ひとりでタクシーに乗って首里城やらあちこちへ出かけて、”飛遊人(ヒューマン)”を気取ると、とっても楽しい気分になった。
それと・・・ひとりで楽しそうにタクシーに乗っていると?
内地のスチュワーデスさんですか?」と聞かれることもうれしかった(笑)
いまはCAだから時代が違いますが。
そんな時に出会ったのが、この”壷屋焼”の抱瓶(だちびん)
抱瓶(だちびん)とは?知らない方が多いかもしれませんが、上から見ると三日月形の独特の形状をしたものを言います。
携帯用の酒器で左右につけられた耳に縄を通して肩からつるしたり腰に結んだりして使います。琉球王朝時代の豪農達に愛用されたもの。
これが好きで行く度に、友人にご紹介いただいた名人金城さんの焼釜をのぞいては、作品を大事に持ち帰ったものでした。
温かみのあるチャーミングな器です。