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高森田楽保存会 /南阿蘇・熊本

「時間の流れが違うねぇ~」と、
レ・キャトル黒木さんがおっしゃる通り・・・
再春館の”生き字引!?”とも言われるくらい
熊本&再春館通!?の山口取締役”
通称 ヤマチー”さんのご紹介でうかがった
時の流れのゆっくりなお店が”高森田楽保存会”です。

お店の方20071213144943.jpgなんと、昔の赤ひげ先生の診療所を使って営むお店は、
阿蘇の山々を眺めながら田楽を食べられる有名なお店らしい。
廊下のあちこちに皇族方の来訪記念写真が飾られて眩しい。
寒風吹きすさぶ南阿蘇(そうなんですよ!熊本は九州ですが、
雪も積もるしすごく寒くなる土地柄・・・盆地なので、
京都のような気候です)でしたが、土間、板の間、囲炉裏へあがって
腰を下ろすと、遠赤効果で顔が赤らむほどにあたたかい。
横に座られた黒木さんが1枚2枚と上着を脱いで・・・
みんなでドンドン薄着になりながら囲炉裏を囲む昼食。

囲炉裏囲んで20071213145240.jpg外には稲を刈り取られた畑、そこで2匹の犬がじゃれて遊ぶ
牧歌的な風景。
風景20071213144922.jpgその奥には、南阿蘇の絶景な山々が連なり・・・
少し雲のかかる山々は岩肌も見えて、
木ではなく草の山阿蘇は墨絵のような趣です。

女性一人20071213134827.jpg
女性4人20071213134922.jpg
DW女性20071213135030.jpg囲炉裏に差された串は、岩魚、豆腐、山芋、そして御揚げ・・・
すべて近所で釣られたり作られたものとのこと。
すべて絶品の「田楽味噌」をつけていただくのですが、
これが何とも甘くて味わい深く塩梅が良いお味
(秘伝らしく門外不出とのこと)

囲炉裏20071213134802.jpgそして、最後に”きびご飯”、”だご汁”、”おしんこ”・・・
シンプルなこのご飯が、海馬に記憶された忘れられない味。
妙に三角食べがたまらない優しいスローな味は、
一見・一食の価値ありなお店です。

一品と醤油20071213135853.jpg
だご汁20071213143525.jpgただし、美味しいので食べ過ぎに注意!(笑)

古茂田さん干し柿20071213134526.jpg○高森田楽保存会 
 熊本市南阿蘇群高森町大字上色見2639
 09676-2-0234
 ※年中無休 
  但し、要予約

by K