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幻のヴィンテージ1987年OPUS ONE !/パークハイアット東京

「”オーパスワン”セレブレーション スペシャルガラ・ディナー」
パークハイアット東京39階「ヴェネシアンルーム」に集ったのは、
友人で横浜にあるえみこ皮膚科院長澤村栄美子先生と、
日頃からお世話になっている税理士の伊藤英二先生です。

澤村先生伊藤先生20071102213129.jpg
ネームカード20071102193020.jpg

テーブルセッティング20071102192958.jpgグラス4揃い20071102212904.jpg

ボトル2本20071102191104.jpgのサムネール画像

カクテルタイムのシャンパン(ルイ・ロデレール・ブリュット・プルミエ)
から、馥郁とした自信が感じられて、
いやがおうにも期待は高まります。

このOPUS ONEスペシャルガラディナーが、
「オーパス・ワン」側にとっても特別の宴だと気付くのに、
着座後時間はかかりませんでした。
なんと!・・・横には、辣腕広報デイレクターロジャー・アスルソン氏。
右斜め前には、最高経営責任者のデヴィッド・ピアソン氏と副社長、
パークハイアット総支配人ロバート・パーカーご夫妻が
座られています。
そして、”世界一のワインを作る男”としても名をはせる醸造責任者
マイケル・シラーチ氏のお顔も見えて、
私の前にはエノテカのご担当。

すごすぎる!横に座られた広報ディレクターロジャー氏曰く・・・
「オーパス・ワンのTOP4が一緒に動くなんて、あまりしないこと・・・
 だから、今回宿泊も2名づつに分かれて僕たちは
Peniinsulaなんだ。.かなり、力が入ってるよ!今回!!」とのこと。
「オーパス・ワン」の真髄を心ゆくまで味わうために選ばれたのは?
ニューリリースされたばかりの2004年と、
グレートヴィンテージとして名高い1987年、1997年、2001年を、
ニューヨークグリル料理長アンドリュー・マキー特別コースを
あわせて、「ヴェネシアンルーム」にて行われました。

お魚dish20071102195548.jpg

お肉?20071102203839.jpg

お肉&松茸20071102213315.jpg

スープ?20071102202012.jpg

デザート?20071102221912.jpg

「もう、ナパ・ヴァレーに帰ってもないんだよ!
1987年のヴィンテージは・・・
ほんとに幻のOPUS ONEなんだから、
ぜひ、飲んで味わっておいて!」とおっしゃるロジャー氏の言葉を、
耳の奥(海馬)にしっかと録音して、しっかとお代わりを所望したのは
言うまでもありません

お皿に合わせて飲んだ印象(あくまで私感)は、
⇒に書いた通りです。

なんといっても、『オーパスワン』を
こんなヴィンテージで水平飲みができる機会なんて人生で
ただ1回だと思いますが・・・
些少な差異を書いたまでで、
4本ともぶっちぎりに美味しかったのは言うまでもありません。

●オーパス・ワン1987年  ⇒渋い、重い
 CABERNET SAUVIGNON 95%、
 CABERNET FRANC 3%、MERLOT 2%

赤1987ボトル20071102200658.jpg●オーパス・ワン1997年 ⇒甘い、バニラ
 ABERNET SAUVIGNON 82%、、CABERNET FRANC 8%
  MERLOT 5%、MALBEC 4%、PETIT VERDOT 1%
赤1997ボトル20071102202952.jpg  ●オーパス・ワン2001年  ⇒さっぱり
 CCABERNET SAUVIGNON 87%、MERLOT 6%、MALBEC 3%、
 CABERNET FRANC 2%、PETIT VERDOT 2%
赤2004ボトル20071102212730.jpg

また、オーパスワン年表&ブランドブックを見ると・・・
1979年スタート~1993年までの14年間(今回飲んだ1987年は3種)は、
葡萄が3種類又は2種類で少ないのですが・・・
1994年からは4種~6種と合わせる葡萄の数が多くなっています。
多くないと、今までの味を保てないという事実が発覚。

今年の春、メルシャン・勝沼ワイナリーにうかがった際にも同様の
「ここ勝沼の気候さえも、今まで通りのワイン作りには
暑すぎる環境になってきたので、
もう少し山の上・・・涼しい所へ移らなくては・・・」
こんな話を伺ったばかりでした。
地球全体の気候が急激な変動をして、
カリフォルニアナパヴァレーも温暖ではなく
熱帯砂漠化の傾向が出て、葡萄が小粒だったりと急激変化が
10数年前からあらわれてとの話を聞きつつ・・・
ここでも”環境による変化”実感させられました。

by K