JOULE / ハイアットリージェンシー東京
10月~ハイアットリージェンシー東京にかわるという・・・
現・センチュリーハイアットにあるスパ「JOULE(ジュール)」、
ここは2回目なのですが・・・1回目がブラボー!だったので、
出版社に勤める学生時代からの友人を誘って行って来ました。
スパジャーナリストになりたいのか?と自分に問う思うくらいに
国内外問わずあちこち行くのですが・・・悲しいことに何度も
足を運びたくなる&行きたくなるスパってほとんど無いのですが
ココは期待はずれなくらい!?裏切られないスパでした。
ここのスパ経営母体は大阪にある女性社長が経営する会社
望水のGECCAと同じ、かなり綿密な戦略会社とのこと。
ホテルや旅館の”再生起爆剤”的な役割も果たすサロン・スパ
なんだろうなぁ~と感じます。そして、ココは大成功の例です。
何といっても、最初にこのスパに来た数ヶ月前と比べても客層が
はるか格段に違う。「!ホテルの一番のディスプレイは、お客様」
といわれますが、本当にその事例を目の当たりにします。
そんな重責を背負っているからか?いないからか?本当に痒い
ところに手が届く環境設定・・・アクアルームの細やかな配慮、
ドレッシングルームでの必要なものがすべてそろうドレッサー、
施術ルームの快適さ、ウェイティングルームの癒しの香り&音、
リラクゼーションルームでの新しい新宿の景色、そして、最後に
提供されるスパミールの温かさと程よさ。う~ん、考えさせられる。
ゴージャスにするばかりが、疲れた人間にとっていいんじゃない。
簡単にエステなんてくくれないって感じで、実はすごく奥深いなぁ。
いくらハードを高名建築家がスタイリッシュに建てても・・・
疲れたオンナが心を動かされるソフトを構築しないと・・・
つまり、「オンナの心理学」=心の機微がわからないとできないん
だなぁ~このビジネス。とまどった時は歴史を探せというけれど・・・
ローマ時代やインカの歴史を深堀してさかのぼってみる。
世の中が終焉に向う時(成熟・陥穽した時)には、こういうスパ
ビジネスが流行るらしい。なんとも読み進むほど悩ましいけれど・・・
人間って成長しないっていうか?今昔かわらないんだなぁ?!
by K