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長生殿@琴平花壇

呂が完成。長生館①.JPG

琴平花壇の庭園に点在する数寄屋造りの離れで最も格式高い長生殿。すべての客室が「離れ屋」であったかつての琴平花壇の歴史を今に伝えるシンボル的な存在です。往年の文人達に愛され、軍医総監時代の森鴎外は花壇での宿泊をもとに小説「金毘羅」を発表しています。寒山・拾得の掛け軸をはじめ、小室翠雲の絵画、江戸期の襖絵など、さまざまな見所が配されています。

小津安二郎の物語の舞台になりそうな縁側やすこしゆがんだガラスがはるか過ごしてきな年代をヒシヒシと感じます。それに一番感じたのは、古い日本家屋は寒いと言うこと!ついつい、マンション暮らして気密性が良い住まいに暮らしているので・・・三寒四温の寒ささえもここにいると身に応えます(苦笑)

ただ、朝陽の登る頃・・・キリッ!と寒く心が引き締まる瞬間を感じたのも事実。時にはこういう時間も必要なのかもしれません。


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