ニッポンの”粋(いき)”/石葉・湯河原
それにしても「石葉」は、”粋(いき)”なお宿。
湯河原の街を抜けて・・・チョー狭い急な坂を”ほんとうにココ?”とクルマでこわごわ登る。
じつは、そこから「石葉」ストーリー(物語)は始まっている。
その猥雑さと日本の田舎寂れぐあいを抜けると登場する「石葉」は、ニッポンの”粋(いき)”の塊(かたまり)と言っても過言ではない。
プリン10周年記念2010年6月・・・
記憶をたどると「石葉」に初めて行ったのは?ちょうど10年前(2000年4月)だったと記憶している。
山すそにある離れ「草楽庵」は泊まったことがあるけれど・・・山のうえにある離れ「観月庵」は初逗留。
切り絵のようなギザギザの山の形までわかる風がやわらかく吹きぬけるテラスには、日本画家岸田劉生が肖像画を書くときに麗子(モデル)を座らせそうな籐イスがふたつ。
モチロン!お祝いシャンパンは”ドンペリニヨン’2000″
おつまみはユリちゃまにいただいたバラの香りチョココート・レーズン、義務と権利、責任と自由、オトナのオンナになったからこそできる?!(勝手な思い込みですが・・・笑)
五感でかんじる優雅な”粋(いき)”の時間を過ごす。
そして、いちばん幸せなことは・・・
これを一緒に享受できる友人を持っていること。感謝♪