河津サクラを愛でに温泉へ/玉峰館・河津
24時間温泉掛け流しって、普通なようで意外にすくないということが、あちこち日本旅館に泊まると気づくのだが・・・ここ玉峰館はホンマモンである。
ここは表門からエントランスに入って正面におおきな椰子の木がみえる。
(まるで、江戸川乱歩の小説にでてくる和洋館のイメージ)
左側におおきな温泉汲み上げの櫓が見えてなんとも郷愁を誘う。
大正15年にできたらしいが、代々オーナーのご趣味だろうが、とにかくミクスチャーなバランスの妙が感じられる。
置き本がなんともバランスがイイ書斎や、おおきなバリ家具や洋書が積み上げられたホール、使う陶器は作家モノ、バリエスニックな家具と和家具がまざり、蔵を使ったBARには奥に小上がりのようにいろりがある。
お風呂も露天、半露天、岩風呂、瞑想(横に寝そべる)風呂とあきないようになっていてホッピングが楽しい。
蔵をつかったBARは33年になるというが落ち着く空間、なんだか温泉に癒されて、アルコールがとっても美味しい(笑)
夜にはめずらしくBARへくりだしたが、横には常連だというキョンキョンがいて驚いた!?
日本人に生まれてよかったなぁ~と思う温泉・日本の宿であった。
そうそう、ここ河津は山も海も近い。
学生時代には仲間でワイワイとサーフィンに来ていた砂浜があることを思い出した。
●玉峰館(ぎょくほうかん)/河津
http://www.gyokuhokan.jp/