イタリア/ミラノ街歩き
「ミラノは東京、フィレンツェは京都、
ローマは大阪だと思ってね!」
今回個人ガイドをお願いしたミラノ在住伊丹さんは、
ドミニコ会シスターのようにきちっとシャツのエリを留めていて、
まるで敬虔なクリスチャンという感じですが、
オペラの勉強でミラノに留学して17年、
ずっとミラノ在住のすてきな女性です。
天皇皇后両陛下がミラノにいらした際、
美智子様のアテンドについたときのエピソードを伺いました。
皇后陛下が、スカラ座反対方向の市庁舎に入る前に
何度もスカラ座の方向を振り返り
名残おしそうな風情を拝見したので、
「よろしければ?スカラ座の中をご案内しましょうか?」
とお聞きすると
「ワタシの行動で、50名の警備配置を
変えるわけには行かないので・・・」とおっしゃったとのこと。
そんな彼女のアテンドのお陰で、ミラノの街の観光
名所めぐりもすてきな散策になりました!
言わずと知れたミラノの”ドゥオモ”では、目も見張るほどに
きれいだったステンドグラスや大理石のうんちく、
“スカラ座”ではマリア・カラスの生涯にふれて涙を誘い、
“ガレリア”では今度お目見えする6つ星ホテルのオープン裏話や、
ガレリア近くにある「カンパリソーダ」発祥のBARの由来
・・・いくら聞いても溢れるように話が聞けて、
楽しくてわくわくしながら
彼女の話を聞きながらミラノ街歩きをしました。
空気が乾いて甘いのはなぜでしょうか?
この街にいると・・・確かにジェラートが食べたくなります。
そして、それがすごく美味しい。そして、ミラノっ子はすごくおしゃれ!
ココではファッションスナップに事欠かない!
という編集ファッション担当の話は本当なんだなぁ~と実感です。
by K